訪問看護ステーションnico -株式会社ライフサポートnico-

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訪問看護で利用者様に実施していただく【筋トレ】は1日何分行うのが理想的か??【論文紹介】

 

訪問看護で指導する筋トレをより効果的に

以前、訪問看護で利用者様に指導する自主訓練の重要性とそのための資料(nico note)の解説を行いましたが

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訪問看護業務で役立つ指導用のリハビリノートのご紹介と資料提供

では実際、筋トレの効果を持続させるには1日どのくらいの自主訓練時間を設ければよいのでしょうか?

今回は、在宅でもより効果的な筋トレを行うための科学的根拠をお示ししたいと思います。

在宅で行う効果的な筋トレ時間

以下の論文によると

◆要約:18~98歳までの男女478,000人のデータをメタ分析
◆結論:合計週1時間の筋トレによって①全死因死亡率、②心血管疾患、③がん、④糖尿病などによる早期死亡リスクを10~17%下げた
◆論文:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35228201/

→つまり、仮にnico noteの筋トレを毎日実施していただいている利用者様の1日の筋トレは10分程度のメニューを目安にすることで上記①②③④を下げる効果が期待できる可能性が高まるというわけです。訪問看護においては①②③④は利用者様をより健康的な状態へ導くこととなり有益と言えますね。

その他には

◆要約:骨格筋サイズと機能に対する有酸素トレーニングと筋力トレーニングの同時実行の互換性をメタ分析

◆結論:有酸素運動と筋力トレーニングの間隔が短いほど筋トレ効果はなくなる

◆論文:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34757594/

→つまり1回の訪問では有酸素運動行うのか、筋トレを行うのかどちらかに絞った方が良いということが分かりました。
そのため自主トレーニングでは筋トレを毎日10分実施し、スタッフが訪問した際は有酸素運動中心のメニューを提供するとバランスが良いかもしれませんね。